報道・ニュース・情報番組・テレビ

SNSの普及により、テレビの放送事故や捏造疑惑は瞬く間に世間に拡散され、問題が明るみになることが多くなってきました。

そして今も、コロナ騒動を報道する番組では“不自然な円グラフ”“視聴者を欺くような報道”が相次いでいます。
もちろん、正しい情報を届けてくれる番組も存在します。
しかし、結局は“情報が正しいかどうか”を見極めるのは視聴者にかかっています。

情報を届けてくれる番組なのに、それが全て事実とは異なるってなんだかおかしいですよね。
しかし、悲しきことにこれが現実です。

そこで今回、最近話題となった誤報や捏造疑惑があった報道を一覧にまとめました。

フジテレビ「てりたまが暴いた人混み映像の日付」

 

「バイキング」(フジテレビ系)は19日に、東京・原宿などの様子として人混みの映像に「17日」とテロップを付けて放送したが、実は3月の映像だったとして20日の放送で訂正した。

新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態宣言下にある東京都だが、月内にも解除される可能性が高まっている。番組では“気の緩み”から繁華街に人が増加しているとし、原宿・竹下通りで人が密集している様子を放送。テロップには「不安」「17日竹下通り」「人混み」の文字が躍り、「人、人、人…」というナレーションまで入った。

2020年5月19日に放送されたフジテレビ・バイキングで新型コロナの緊急事態宣言下にもあるにかかわらず、竹下通りには“気の緩み”から人が多く集っているという内容を放送しました。
映像内には「17日」とだけ表記されており、多くの人は「5月17日」に撮影された光景と捉えてしまったでしょう。
しかし、実際にこの映像を撮影されたのは緊急事態宣言が出る前の3月17日のもの。

この事実を暴いたのはまさかのマクドナルドの期間限定バーガー「てりたま」だったのです。

ところが、だ。映像にマクドナルドの期間限定商品「てりたまバーガー」(3月4日~4月7日)の看板が映っており、それを発見したネットユーザーが「おかしい」と指摘。しかも、5月17日は気温26度を超えていたにもかかわらず、映っている人たちが厚着だったため「捏造だ!」と炎上したのだ。この日、榎並大二郎アナウンサーが「正しくは3月のものでした」と謝罪に追い込まれた。

また、人混みにいる人々が上着を着ていたりと防寒していたのも5月としては不自然であるため、そこで見抜いた人も多くいたようです。

そして、SNS上には実際に5月17日に竹下通りにいた人からのタレコミも。
これで疑惑は“確定”となり、番組は謝罪をしました。

よっぽど人混みの映像が欲しかったのでしょうか…。
たとえ「誤って映像を使ってしまった」としても、映像資料にはしっかり日付を記録しているはず。
「17日」という表記だけだったこともなんとなく違和感を感じてしまいます。

SNSの反応

https://twitter.com/worstmotor/status/1263461994805501954?s=20

テレビ朝日系「番組批判のハッシュタグがトレンド入りした撮り鉄報道」

奇しくもバイキングの報道問題が起きた同じ2020年5月19日。
テレビ朝日・羽鳥慎一モーニングショーで取り上げられたニュースの映像のなかに、違う日に撮影された“人混み画像”が使われていたようです。

蘇我駅は、JR只見線で福島県を走行していた「キハ40系」の車両が、千葉県の小湊鉄道へ譲渡され輸送される過程で“撮影ポイント”となっていた。緊急事態宣言がまだ解除されていない状況で、集まった鉄道ファンの「もう二度とあるかわからないので、不要不急ではないという勝手な解釈で」などというコメントも紹介された。

しかし、この放送に鉄道ファンが激怒。SNSで「これ昨日のやつじゃないじゃん」と突っ込みが殺到。「ジャカルタ配給のやつ(使用された写真の車両がインドネシア・ジャカルタに譲渡されるために移送される際のものだったと見られる)だろ」などと詳細な分析も添えて、間違いを指摘した。

前提として、5月19日には一部の鉄道ファンによる迷惑行為で千葉貨物駅に警察が出動する騒動が実際に起きていました。
番組ではこの内容を取り上げていたのですが、一部、この騒動と関係ない日の写真が使用されていたのです。

番組では「緊急事態宣言下があるなか、鉄道ファンが車両の輸送光景を撮影するために100人以上駅に集まった」というような報道をしました。
しかし、映像の中には3月に撮影されていた写真が紛れ込んでおり、放送を見た撮り鉄は間違いを指摘。

この事実が発覚した時、Twitterでは「#モーニングショーはクソ」というなんとも残念なハッシュタグがトレンド入り。
しかも上位に上がっていました。
関係のない鉄道ファンにとってはとんでもなく迷惑な報道だったことでしょう。

SNSの反応

TBS「明らかにおかしい円グラフ」

「18日放送のTBSの『ひるおび!』は、朝日新聞の“内閣支持率”の世論調査を円グラフで表現したんですが、その際、『支持しない』が47%だったんですが、円グラフの半分以上のスペースを割いてグラフ化していたんです。円グラフは半分が50%を示すわけですから、47%は半分より小さくなる。それが円の3分の2ぐらいが『支持しない』で締められていたんです。小学校で習う円グラフですよ! どれだけスタッフのレベルが低いのか、チェックするプロデューサーが手抜きをしているのか呆れましたね」(前出・スポーツ紙放送担当記者)

パッと見だと「これが今の支持率か」と危うく納得してしまいそうですが、冷静に見ると明らかにおかしい円グラフ。
今はPCで数字を打ち込むだけで円グラフを生成してくれる機能が当たり前にあるにもかかわらず、どうやったらこのような円グラフができるのか不思議ですね。

出演している司会やコメンテーターの方も気づかなかったのでしょうか?

ちなみに“正しい円グラフ”はSNS上で多くの人が作成してくれています。

フジテレビ「よく見るとおかしい円グラフ」

フジテレビ・とくダネでも、合計すると100%を超えるおかしな円グラフが放送されました。

さらによく見ると、赤い部分と水色の部分が同じパーセント数にもかかわらず大きさが違います。
この回では大阪府の吉村知事が生出演されていました。
特に大事な場面で、このような円グラフを出すとは…。

フジテレビ「よく見るとおかしい円グラフ2」

同じくフジテレビ・とくダネ。
コンビニの24時間営業は必要か?という世代別アンケートですが、10〜20代の円グラフの比率と数字が合っていません。
ただの凡ミスでしょうか?

まとめ

情報番組で多く目にする放送ミス。
SNS上では「印象操作」「捏造番組」などと批判する声も大きくなっています。

ニュース記事には、「コロナを理由に逃げるテレビ局」という小見出しでテレビ局の相次ぐ誤報にコメントを掲載していました。

当然、ここしばらくの不祥事について、記者は局側に見解を問います。ところが局側は、あまりにも問題が多いので、局によっては避けたいところもある。その理由として新型コロナウイルスのために会見を延期したいと言ってきているんです。テレビ局はいま、リモート取材をやっているわけですから、リモートでもやれるだろうって記者会側は申し入れているところですが、どうも乗り気じゃなさそうですね」(前出・スポーツ紙放送担当記者)

このような誤報や間違いの指摘を共有できるところはSNSを使用する点で良いメリットでもあるでしょう。
全てを鵜呑みにする前に、冷静に報道番組を視聴する姿勢が必要なのかもしれません。

 

 

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